Category Archives: 未分類

Spcium_icon_48

Spcium(スぺシム)のご紹介

最新版 バージョン1.2.6.704 をリリースいたしました。

弊社の新しいプロダクトとして、スマートフォン、タブレットをWindows用のビデオカメラとして利用可能とする。Spcium(スぺシム)をご紹介します。

まずは以下のSpciumのWinodws用インストーラーをダウンロードし、接続したいWindowsマシンにインストールしてください。Windowsのバージョンは7以降で動作いたします。

ダウンロード Spcium for Windows 1.0.1.821

Windows版のインストール時には、デバイスソフトウェアのインストール警告メッセージが2回表示されますが、それぞれ「インストール」を選択してください。

上記の手順ののちに、Android版のSpciumを起動してください。

Android版のSpciumは以下のURLからダウンロードできます。

Android版Spicum Google Playページ

同一のLAN上でSpciumがインストールされたパソコンが表示されますので、目的のパソコンをタップしてください。表示されない場合はしばらくお待ちください。また、画面下部のテキストボックスにIPアドレスを入力することで接続することも可能です。

接続が完了すると、Androidがカメラのプレビュー表示となります。

撮影中画面

上記の状態となりましたら、接続が完了しています。任意のカメラアプリ(Windows8付属の「カメラ」など)を起動することでAndroidを無線カメラとして利用することが可能となります。

機能的には最低限のものしかありませんが、順次アップデートしていきます。よろしくお願いします。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。新年にあたりご挨拶申し上げます。

年末年始は皆様いかがお過ごしあそばされたでしょうか。
担当者は最近無医村問題でネガティブ方向に露出している秋田県に帰省して、帰るなり熱が出て何もせずに戻ってまいりました。
2013-01-01 16.17.32 HDR

そんな病の中でも社会人の義務として会社へのお土産は忘れず持ち帰ってきました。
として持ってきたのはこちらになります。

2013-01-07 11.11.49 HDR2

……。

……去年まではこんなの見なかったんだけどなぁ。

メーカーは”横井物産”というところのようですが「吉本は怒られても自分たちは大丈夫だろう!」という自信が伺えて頼もしい限りですね!

2013-01-07 11.52.25 HDR2013-01-07 11.52.47 HDR2013-01-07 11.53.09 HDR
なお、味はやや香料が強いものの普通においしかったです。

では、今年もよろしくお願い申し上げます。

Windows 8をAdministratorで使う

過去の経緯からアカウントをAdministratorで使用している人は多い(推定)と思いますが、Windows 8でAdministratorアカウントを有効にし、Administratorでログインしても、ModernUIのアプリケーションがことごとく使えません。

とは言え、色々な理由により自宅の実験環境がすべてAdministratorでパスワード無しという運用方法をとっているため、試験運用で導入するWindows 8のためだけに他すべてをWindows 8にあわせて直すのはあまり現実的では無いため、回避方法を探ってみました。

Windows 8のビルトインアカウントのAdministratorでも使えるようになる設定が見つからなかったので、かなり力業でやっています。

※注意:IDがAdministratorでパスワード無しの運用は絶対安全な環境で検証などの運用をするときだけにしましょう。

1.Windows 8をインストールする
(今回使用するWindows 8はEnterprise 90日評価版です、このためもしかするとProとは若干動作が異なるかもしれません)
インストールディスクを入れてPCにWindows 8をインストールします。

1.パーソナル設定の、色とPC名は適当に設定
2.ワイヤレス設定はあれば設定
3.簡単設定を使用するでも自分で設定するでもどちらでも好みで
ここで「PCへのサインイン」の設定になりますが、ここでは”Microsoftアカウントを使わずにサインインする(W)”を選択します。
次の画面でサインイン方法として[Microsoftアカウント]と[ローカル アカウント]が選択できますが、[ローカル アカウント]を選びます。
4.ユーザーを作成します、ユーザー名とパスワードは適当で、今回はユーザー名をAdministrator2 パスワードは無しで作成します。

2.Administrator アカウントの変更
Windows 8のインストールが完了したら、ビルトインアカウントのAdministratorを別の名前に変更します、同じアカウント名は登録できないので、元々のAdministratorを適当な名前に変更してしまいます。

1.「デスクトップ」を起動します。
1

2.カーソルキーを左下隅にあわせて右クリックでメニューが表示されるので、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
2

3.コマンドプロンプトから secpol [Enter]と入力し、ローカルセキュリティポリシーが開いたら、ローカルポリシー→セキュリティオプション→アカウント:Administrator アカウント名の変更を選択しダブルクリックします。3

4.開いたウインドウのAdministratorを適当に変更します(ここではrootとします
)
4

5.ついでなので、パスワード無し運用のために、「アカウント:ローカル アカウントのからのパスワードの使用をコンソールのみに制限する」を無効にしておきます。

3.Administrator アカウントの追加
ビルトインアカウントのAdministratorが別の名前(今回はroot)に変更されたので、ここでAdministratorと言うユーザーを新規に作成します。

1.Windowsキー+cもしくはカーソルキーを隅に移動しチャームを表示します、2.設定→PC設定の変更→ユーザーを選択します。
3.ユーザーの追加を選びユーザーを作成します。6

4.Microsoftアカウントを使わずにサインインするを選択します。7

5.ローカルアカウントを選択します。
8

5.ユーザーの追加画面で、ユーザー名を「Administrator」 パスワード等は適宜設定します。
9

6.完了を押してIDの作成を終えます。
10

4.作成したAdministrator アカウントの権限変更
作成直後の状態ではAdministratorアカウントには管理権限がついていないため、管理権限を追加します。

1.コントロールパネルからアカウントの種類の変更を選びます。11

2.作成したAdministratorを選択します。
12

3.アカウントの種類の変更を選択します。
13

4.「管理者」を選択し [アカウントの種類の変更]をクリックし終了。14

これで、Administratorと言う名前のアカウントができました。
一度サインアウトした後、新しく作ったAdministratorアカウントでログインし直してください。
その時、邪魔であれば作業用のアカウントは消しても問題ありません。

また、ビルトインアカウントのAdministratorではなく、通常の管理者権限のあるユーザーなので、ModernUIのアプリについても使用することができます。



 

FT-miniITA01をちょっとだけ使いやすくする。

FreeTで売っているmini-ITX用のまな板FT-miniITA01ですが、ステンレスの板と六角スペーサーの組み合わせという非常にシンプルな構造なので、壊れるところはないのが魅力です。
ただ、シンプルすぎて所々使いにくいところがあるので自分の使いやすいように弄っていきます。

使いにくいなと感じるポイントにはいくつかあり
1.マザーボードを固定するときの位置決めが面倒くさい
2.マザーボードは必ずねじ止めしないとならない
3.説明書通りに2.5inchHDDを固定するとSATAのコネクタが入れにくい(もしくは物理的に入らない)
4.足が支柱固定用の六角スペーサーそのまま。

何か良い解決方法がないかと、ホームセンターに部材を探しに行ったところ、使いにくいポイント1.2.4.を一気に解決できる部品を見つけました。部品の名前は「化粧ねじ黒 3×8)」、ねじ頭がプラスチックになっているので別途でゴム足をつけなくても良さそうです。
化粧ねじ 3x8

FT-miniITA01のマニュアルでは、六角スペーサーのねじ部分をベースのねじ穴に入れて裏から六角スペーサーで固定しますが、今回はマニュアルを無視して、化粧ねじをベースの裏側から入れて表側で四角板ナットで固定します、四角板ナットはねじ箱に入っていた物を流用しただけなのでM3の六角ナットでも固定できれば大丈夫です。
裏側から表側から

次に、化粧ねじにFT-miniITA01付属の六角スペーサーをねじ込みます。これで、マザーボードを支柱のねじ山にはめるだけでずれる心配はなくなりました。マザーボードを固定したい場合には、余ってる六角スペーサーを手でねじ込んでやれば固定できますが、
スペーサーを立てたところ

このようなローレットナット(M3貫通)を使えば固定は楽になります。ローレットナットマザーボード固定方法

3.のHDD固定方法はSATAコネクタなどを挿しやすくするためにHDDを浮かすだけであれば、適当な長さのM3の六角スペーサーでHDDとベースに隙間をつくってやれば解決します。
HDD毎に違うOSを入れて取り替えながら試験する、等の場合にはHDDを固定してしまうと運用上使いにくくなります。このためHDDをベースから浮かせた状態でずれないようにするために、ジャンク箱の中から発見したノート用のHDDトレーを再利用することにしました。
HDDトレー六角スペーサーM3メス-メス15mm

まず、ベースのHDD固定穴部分に六角スペーサー(M3メス-メス 15mm)を立てます、ベースに固定するためのねじは、M3x5が見つかったのでそれで固定
HDD用スペーサーを立てる

次にたぶんThinkPadの何かから外した2.5inch HDDトレーをスペーサーの上に乗せてねじ止めします
HDDトレーを取り付ける

ねじ頭が飛び出るのでクリアフォルダーを2.5inchHDDのサイズに切った物を絶縁用に両面テープで貼り付け
絶縁用シート

マザーボードを乗せるとこんな感じになります。
マザーボードを乗せる

以上で完成です、これでBIOSを飛ばしたときの復旧作業が少し楽になります。

使用部品
・FreeT FT-miniITA01 x1
・化粧ねじ黒 3x8mm(近所のホームセンター \100ぐらい) x4
・ローレットナット M3 (ヒロセテクニカル \@50)
・スペーサー メスーメス M3x15(ヒロセテクニカル \@85) x4
・四角板ナット M3 x8
・M3x5mm ねじ x4
・HDDトレー(ジャンク) x1

SDXCカードをFAT32でフォーマットする。

バッファローのDisk Formatterとpartdiskを使ってSDXCカードのexFATをFAT32でフォーマットし直しをしましたが、記事を書き終わった後で、1つ試し忘れていた方法を試したところ、こちらの方が簡単にフォーマットできました。

1.HP USB Disk Storage Format V2.1.8をインストール。

google等の検索エンジンでHP USB Disk Storage Format V2.1.8を検索します。
http://files.extremeoverclocking.com/file.php?f=197
もしくは↑のUrlからダウンロードできるので、ダウンロードしてからインストールします。

2.HP USB Disk Storage Format V2.1.8を実行。

DeviceはSDXCカードを選択

File systemはFAT32
Format optionは
Quick Formatにチェック
Create a DOS starup diskのチェックは外す。

の後に[Start]ボタンを押します。

 

確認ウインドウが開くのでフォーマットの対象が間違っていない事を確認し[はい(Y)]を押す。

 

無事にフォーマットが完了。
[OK]を押してHP USB Disk Storage Formatを終了します。

フォーマット後AirDriveとAirStashで確認しましたが両方ともに使えるようです。

64GB SDXCをAirStashやAirDiskで使う

※diakpartを使わなくてもできる方法があったのでこちらの記事でフォーマットすることをおすすめします。

最近64GBのSDXCカードもかなり価格が安くなってきて\3,000を切る価格で手に入るようなってきました、maxellから発売されているAirStashやPQIのAir DriveはSDHCカードまでの対応なので上限が32GBとなります。
SDXCで採用しているexFATに非対応というのが使用できない理由ですが、64GBのカードをFAT32でフォーマットすることができればAirStashやAir Driveでも64GBのカードが使えるという話を見かけたので実際に可能か確認してみます。

choicee SDXC 64GB Class10

秋葉原に行った時に購入してきたChoicee SDXC 64GB Class10です。購入価格は\2,699とずいぶん安くなりました。

 

 

PCに接続してmp3ファイルを転送します、プロパティを見るとフォーマット形式はexFATになっているのがわかります。

 

 

PQI AirDrive

mp3ファイルをコピーした64GB SDXCカードをPQIのAirDriveに挿入し、電源を入た後iPhoneのS+Flashから確認すると。

 

 

AirDriveの仕様通りexFATは認識しないので、ファイル一覧になにも出てきません。

 

 

AirDriveからSDXCカードを抜いてPCに戻します。Windows上では32GBを超える領域にFAT32でフォーマットをすることはできないので、SDカードと言えばSDFormatterなのですが、SDFormatterはSDXCカードには自動的にexFATが詮索されるため使えません、代わりにバッファローのDisk Formatterを使ってフォーマットしてみます。

DISK FORMATTER エラー

SDXCカードが入っているカードリーダを選択してフォーマットを開始すると、エラーがでてフォーマットできません。


 

SDXCカードのライトプロテクトが掛かっていますと言うエラーが出てしまいました、エラーの原因はわかりませんが、とりあえず他の手段を使うことも考えてSDXCカードの領域を開放します。

ハードディスクなどであれば、コンピュータの管理内のディスクの管理からボリュームの削除で領域の開放を行うことができますが、リムーバブルメディアの場合この手段が使えません、このためdiskpartを使用して領域を解放するのですが、diskpartを管理者権限で使用すると最悪Windowsが起動しないくなるため、操作には十分な注意が必要になります

[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]を右クリックし”管理者として実行”を選択します。

diskpartによる領域解放

コマンドプロンプトが開いたら。

>diskpart [Enter]
DISKPART>list disk [Enter]


でSDXCカードを確認します(ここではディスク 1)


接続しているハードディスクなどの数でディスク xのxの数値が異なりますので容量を良く確認してください、list diskによるとディスク 1がSDXCカードなのでディスク1を選択します。

DISKPART >select disk 1 [Enter]

次に領域を開放

DISKPART >clean [Enter]
DiskPart はディスクを正常にクリーンな状態にしました。

と表示されたら

DISKPART >exit [Enter]

でdiskpartを抜けます。
コンピュータの管理内のディスクの管理から領域が開放されたのかを確認します。

領域解放を確認する

ディスク1の領域が未割り当てになっているのが確認できました。

 

 

ここで、先ほど謎のライトプロテクトが掛かっているエラーが出たDisk Formatterを実行します。

 

 

今度は無事にフォーマットが終了したようです。

 

 

プロパティを確認してみると、FAT32と出ています。

 

 

ここで、またmp3をコピーしてiPhoneからS+Flashを使って確認すると

カードにコピーしたファイルが見えるようになりました。ちゃんと再生もできるようです。

 

 

サンプルの画像はAirDriveですがAirStashでもこの方法で64GBを認識することは確認できました、FAT32なのでexFATの利点が全くなくなってしまうのが残念ですが、64GBが使える恩恵の方が大きいのでこの辺は妥協するしかありません。

最後に、試していませんがLive CD Linuxを使えばもっと簡単にフォーマットすることができそうな気はしますが今回はWindows上でフォーマットすると言うのが目的なので省略しました。