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広重『江戸名所百景』は、幕末に描かれた江戸の観光絵図です。当時大評判だったこの作品をスマートフォンに入れて現代の東京を歩いてみませんか。そこここに、広重の時代の江戸の風景が発見されることでしょう。昭和・大正・明治をひとっ飛びして、懐かしい江戸の時代に遊びましょう。
本APPは保存状態のよい原本から撮影した「高品質な図版」と、広重の絵の謎に迫る「解説」、そして「地図とのリンク」をお楽しみ下さい。

広重『江戸名所百景』は、幕末に描かれた江戸の観光絵図です。当時大評判だったこの作品をスマートフォンに入れて現代の東京を歩いてみませんか。そこここに、広重の時代の江戸の風景が発見されることでしょう。昭和・大正・明治をひとっ飛びして、懐かしい江戸の時代に遊びましょう。
本APPは保存状態のよい原本から撮影した「高品質な図版」と、広重の絵の謎に迫る「解説」、そして「地図とのリンク」をお楽しみ下さい。

『富嶽三十六景』をiPhoneに入れて旅に出かけよう。東京を中心に、西は名古屋、諏訪湖から、東は霞ヶ浦まで、葛飾北斎はさまざまな表情の富士山を描き残してくれた。富士山はやはり日本人にとって「不二」の山だ。『富嶽三十六景』は永寿堂版46枚の高品質画像と、解説、さらに地図を組み込んだアプリ。あなたは、「近代」に汚染されていない懐かしい江戸の風景と、新しい北斎を発見することになるでしょう。一枚一枚じっくりとお楽しみください。

東洲斎写楽は、寛政六年(1794)五月歌舞伎役者の「大首絵」をひっさげて突然江戸に現れ、10か月後に百数十点の作品を残し忽然と姿を消しました。この写楽を、再び「発見」したのがドイツ人ユリウス・クルト『SHARAKU』(1910年・ミュンヘン)でした。クルトは、写楽をレンブラント、ベラスケスと並ぶ世界の三大肖像画家の一人であると絶賛評価しました。今年も日本では多くの写楽展が開催されます。ぜひ、展覧会のお供にiPhoneに入れてお持ち下さい。

1765年(明和2年)春、江戸の街でちょっとした事件が起こった。旗本や町人たち江戸の文化人がつくる俳句サロンが催した「絵暦交換会」で鈴木春信が華々しくデビューしたのである。
後に「あずま錦絵」と呼ばれたその絵暦(カレンダー)は、上質な奉書紙(和紙)に豪華な多色摺りで桐箱入り、しかも洒落とウイットに富んだ図柄で、価格も金一分(物価換算で約3万円)と印刷物としては桁外れの値段だった。(図4〜図10)。この春信が確立した多彩色版画の技法は、後に続く浮世絵の黄金時代の始まりであった。

鈴木春信の魅力は、絵の中に漂う「詩的」なムードです。夢幻的と呼ばれる春信の作品は、後の歌麿や淸長とは明らかに違い、「人形のように可愛い」少女たちを描き出しています。それが、現代の目にもそう映るのですから、当時の江戸の町人たちにどれほどのインパクトを持ったのかは、想像するだに興味深いことです。

喜多川歌麿(1753~1806)は、美人画に新しい境地を開いた。フランスの歌麿研究者エドモン・ド・ゴンクールは、「歌麿の描く美人画は、奇跡のように、おのおのの人間存在の固有の顔立ちとなって、彼のイメージに結晶している。歌麿はそうした表現に到達した最初の画家なのだ」(『歌麿』1891)

東洲斎写楽は、寛政六年(1794)五月、歌舞伎役者の「大首絵」をひっさげて突然江戸に現れ、10か月後に百数十点の作品を残し忽然と姿を消します。歌麿(大首美人画)と同じく蔦屋重三郎の仕掛けでした。ドイツ人ユリウス・クルトは、『SHARAKU』(1910年・ミュンヘン)で、写楽をレンブラント、ベラスケスと並ぶ世界の三大肖像画家の一人であると絶賛評価。写楽の役者絵は、「あまりに真を画かんとして」と太田蜀山人の評が残っていますが、「真」とはなにか。じっくりとご覧下さい。